富岡製糸場
富岡製糸場
製糸工場というと、「ああ野麦峠」とか思い出しちゃう菊です。(古

正直あんまり乗り気ではなかったんですが、
思いのほか案内のおじさんの説明がうまく、声も通っていて、
且つ要所要所でユーモアもあって面白かったので、最終的に、結構楽しめました。たぶんあのおじ様の案内がなければ、だらだら見てすぐに出てたと思う。

無料で案内が聞けるので、時間に余裕があれば、聞いて周るもありかも。

目下、世界遺産登録をしようと現在活動中とのことです。

なお製糸場の前に、たい焼きやアイスなどの甘味処を発見w
「揚げたい焼き」にトライ!熱々でおいしかったw
セルフサービスのお茶を飲みながら、店舗を見ていたら、
横川の「峠の釜飯」で有名な"おぎのや"さんのお店でした(笑)
さりげなく、釜飯も扱っています。注文すれば暖めて出してくれるっぽい

---
以下おじさんの受け売り。

富岡製糸場は、開国後に初めてできた官営模範工場。
絶対に列強の支援は受けないとし、明治政府(日本)だけで作る事を決意。
でも、まったく当時の明治政府は、何が必要でどんな工場作ればいいかも
わからなかったようです。(ぉぃ

設計図を発注したら、未だ尺貫法しか使えないのに、外国人に頼んだもんだから
全部メートル法で来ちゃったとか…(その後数ヶ月かけて、全部尺貫法に直したそうです)

国産生糸の品質向上や技術指導者育成を目的に作られたそうで、
技術を身につけられるうえに、給料あり、残業なし。病院付き。宿泊施設&食事つき。
かなり好条件な場所だったことが伺えます。

レンガを日本で作った事ないから、最初は不ぞろいで、悪戦苦闘して
焼く温度が安定しなくて、色が定まらなかったり…

フランスから呼び寄せた外国人技師ら専用の宿舎を作ったけど、
急に横浜に用事を思い出してすぐに出て行った(戻ってきたら規律にのっとり解雇)とか
ホームシックにかかって帰っちゃったなど…殆ど使用されないという、残念なことがあったとか。
たしかに、20歳にもいかない女子が、異国の日本人しかいない(殆ど頼る人もいない)場所に連れてこられたら…わかる気もする。

そのほか、工業の上にある鬼瓦に「菊の御紋」を入れようとしたら、
明治政府に却下されて…「日出る国」という言葉から、「太陽」にしたとか…。
※私には、御紋入れようとしたけどダメっていうから「太陽」ってことにして、
  このまま「無地」でいっちゃおうゼ?wとりあえず周りに、雲をくっつけときゃOKだろ?
  ととれてしまったのは内緒です。


コメント

reijirou
2010年11月27日7:32

高速で脇を通過すると巨大なピーナツのカラのような白いオブジェがそびえ立っています、、、



後で「ありゃカイコのマユらしいぜ?」と聞きました

菊の丞
2010年11月28日13:58

>reijirouさん
ピーナッツww高速道路で半分寝てて気づかなかった!(汗

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