[映画] 主人公は僕だった

自分の人生が「小説」だった。そんなまさかを描いた映画。

規則正しい生活を送るハロルドに、ある日突然
女性の声が聞こえるようになる。そのこえは、自分が
することをすべてナレーション。
会社での仕事は、声が気になってメチャクチャに。

その声の主こそ、同じ街に住む女性小説家カレン。
「ハロルド・クリック」という男を主人公とした小説を書き
そして何より「ハロルドの死」をいかに迎えさせるかに
悩んでいる真っ最中だった。

現代を生きるハロルドは、自分の死を予測され奔走する。
果たして「ハロルドの死」はどうなるのか？

ハロルドを演じるのは、
ニコール・キッドマンと「奥様は魔女」で共演したウィル・フェレル。
彼が助けを求める文学教授にダスティ・ホフマン
主人公であるハロルドが実際の人間とは、
思ってもいない女性小説家に、エマ・トンプソン。
ハロルドが思いを寄せる女性に、マギー・ギレンホール。

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感想

可もなく不可もなく、良い映画でした。
型にはまったハロルドが、今までの自分から抜け出そうと
悪戦苦闘し、変わっていくところがまたいい。
そして、ハロルドが実際に生きている人間だったことを
知ったカレンの驚きと苦悩。
実際のハロルドが、自分の描いていた人物像とまさに一緒
だったのだろう。あそこまでリアリティを追求するのであれば、確かに
実際のモデルが存在しても仕方がないかもしれない。

ラストは、悲劇なのか喜劇なのか…それは実際に見てみるべし。

[公式]http://www.sonypictures.jp/movies/strangerthanfiction/index.html