日テレ試写会3本目。
流石に3本目ともなると、パイプ椅子はキツイっす。

原題は「The Prestige」。
一時日本では、「イリュージョンVS」と邦題が付けられたとか
今は、原題通り「プレステージ」になったとか。

<あらすじ>
エジソンが電球を発明した時代。
マジシャンである、アンジャー(ヒュー・ジャックマン)とボーデン(クリスチャン・ベール)は
互いを憎みあうほどの仲。

アンジャーの妻は、ボーデンが結んだ縄から抜け出せずに死んだ。
アンジャーは彼を執拗に恨み、彼の成功を呪った。
ボーデンは、自分の道をいつも邪魔するアンジャーを憎むようになっていた。

ある日、アンジャーの瞬間移動のショーの最中に
ボーデンの目の前でアンジャーは死んでしまう。
次の日、ボーデンはアンジャーを殺した犯人にとして牢獄へ…
彼は、アンジャーの死に疑問を感じるのだった…。

ちょっとネタバレアリ

<感想>

凄く楽しみにしてましたが、ソレが逆にあだになった感じ。

過去と現在を行ったり着たり。
当初「イリュージョンVS」と銘打っていたというが
そのままだったら誤解した人が大勢でたと思う。
なぜなら…別に、超魔術対決じゃないから。(キッパリ)
どちらかというと、互いの「魔術を暴きあう」
「蹴落としあい」的な感じ。…魔術って言うよりも…
犯罪的な意味多すぎ。
なんというか、こう…正々堂々っぽさがなくて
ジメジメ陰湿すぎて、爽快感とかない。
唯一テスラの作った瞬間移動装置の電流が、爽快だった。

アンジャーの瞬間移動のタネは、決して許されるものではない
ボーデンの瞬間移動のタネは…あまりにもアナログだった。
恐らく、そのギャップにトリックを感じるのかもしれないが、拍子抜け。

互いに失うものが多かった。
アンジャーが可哀相でならなかったが、
ボーデンは…あっそう…みたいなかんじで、同情とか共感とか薄かった。
それは彼が歩んできた人生の描かれ方が、半端だったから
かもしれないし、
とくに着目するべきところがそんなになかったからかもれしない。
どちらにしても、あのラストはスッキリしないものだった。

個人的に、テスラとエジソンの対決の方が
ストーリーとして面白そうだなぁと思ってしまった。

恐らく、途中から「あー、もしかして?」と思うこともあるが
それきっと…キノセイではない。

むしろ予告編で全部ネタバレしてるんだから凄いよね。

<公式>
http://prestige.gyao.jp/

 

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