[試写会] SAYURI
2005年10月30日 試写会 コメント (2)
チャン・ツィイー主演のハリウッド産GEISHA映画見てきました。
スピルバーグの映画です。
上映時間2時間30分。
まぁその…外国人からみた日本、というカルチャーギャップを
見てみようと
茶化し半分で行ったのは事実です。
でも、怪しい中国臭い調度品が置かれている。ということも無く
全体的に、春夏秋冬で構成されていて、
その季節ごとの色合い、テイストを引き出しているわけで。
セットも京都の寺社仏閣で本当に撮影をしているので、
思った以上に日本人として感情移入できました。
もともとみてみようと思ったのは、
「芸者映画なのに、なぜ日本人女優を起用しないのか?」と
ちょっと噂になっていたことがあります。
芸者と女郎が違うことは知っていましたが
芸者が芸者として、どこまでの芸を知り、みにつけて芸者と
言うのか…境がわかりません。
芸者役として、チャン・ツィイー。
コン・リー。ミシェル・ヨー。
ハリウッドでも一目置かれる日本人女優:工藤由貴。
置屋の女将には、桃井かおり。
男性は、渡辺謙様。役所広司。
気になっていた芸者役に関しては、
「確かにコレなら大陸美人使った方が良いわ」と良くも悪くも思いました。
やっぱり美人でスタイルよくて綺麗だし。絵になります。
あと正直…「踊り」のシーンってほとんどないんですよね;
かといって、三味線などの鳴り物で聞かせることも無い。
故に、単なる「接待嬢」って感じ。
もったいないですねぇ;;だから、別に「踊れなくても良いんだ」って感じがしました。
お座敷で踊るシーンも勿論あります。
が、しばらくすると
芸者って、どこまでが芸者なのさぁああ!
と、マジで突っこみたくなるような、
スーパー歌舞伎???
と思っちゃうような舞い、ツーか・・・なんだろうあれ。
ただ、芸者について、日本人だけど、
どういう踊りを踊るのか判らないのも事実。
もしかしたら、芸者さんもあぁいう踊り踊ってたのかもしれない。
故に、突っこみの入れように困ってしまう。
ちなみに、一応日本が舞台なので。日本語と英語が入り乱れてます。
もしかしたら、吹き替えの方がもっとわかりやすいかもしれませんが
コレはコレで良いかなと思います。
個人的に、コン・リーは「覇王別姫」などのチャイナ服な
イメージが強いので、着物着るとどうなるんだろうとドキドキ★
ミシェル・ヨーも、中々♪だんだん、真矢みきさんに見えてきて仕方がアリマセンでした;;
チャン・ツィイーは、やっぱり…可愛いです!コレに尽きます。
子役時代には、大後寿々花ちゃん。子役時代から、大人への成長に違和感が無かったです!
そして、桃井様演じる「おかあさん」。
いつの時代も「やり手」を感じさせる演技に乾杯。
アジア女優は、やっぱり魅力的です♪
渡辺謙。やっぱ、謙様は謙様ですね。
役どころでここまで表情変わっちゃうものか〜と
「会長様」の笑顔にドッキリ☆所詮は、オヤジ好きです。
親友の延さんが、さゆりにゾッコンになってしまったので身を引いた良い人です。
役所広司。仙石ですよ、奥様!(三匹が斬る)
うぉっと、ちょっと違うけど。やっぱ、この方も演技派w
さゆりに思いを寄せる延さん役なんですが、「古風な生粋の日本人」を見させてもらいました。
今思うと「お前を俺のものにしたい!」というシーン…
ドキッとしちゃいましたわ。
時代は、大正から昭和までの時代。
まだ、人買いや花街が存在していた時代。
芸者と女郎は違う。女郎は身体を売るが、芸者は芸を売る。
だが決して、自分を表に出してはならない。恋人…愛など御法度。
身分の違い、交錯する人間関係。出る杭は打つ、女の世界。
そして戦争などを経て、一度は別れ別れになった思いがまた一つになる。
だが、夢を叶える為だけに生きてきた女達が最後に見るのは…。
時代と戦争の移り変わりによって変わってしまった人たち。
それでも尚、かたくなに慕い続ける変わらぬ思い。
「涙が出て仕方が無い」という感動は無かったけれど、
「人としての悲しみや幸せ」にすこし胸を打たれる映画だった。
トドノツマリは、とてもヒューマンドラマでした。
映画の対象年齢に関するアンケート受けましたが…微妙ぉ;
性別によっても変わるんじゃないかしらン。
元舞の海も出てるよ♪
最後に、昔あった「吉原炎上」をなんとなく思い出しました。
※吉原炎上は、遊郭のお話です。
音楽が、ヨー・ヨー・マでサントラ買っちゃいそう
ヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノ
[SAYURI公式]http://www.movies.co.jp/sayuri/
スピルバーグの映画です。
上映時間2時間30分。
まぁその…外国人からみた日本、というカルチャーギャップを
見てみようと
茶化し半分で行ったのは事実です。
でも、怪しい中国臭い調度品が置かれている。ということも無く
全体的に、春夏秋冬で構成されていて、
その季節ごとの色合い、テイストを引き出しているわけで。
セットも京都の寺社仏閣で本当に撮影をしているので、
思った以上に日本人として感情移入できました。
もともとみてみようと思ったのは、
「芸者映画なのに、なぜ日本人女優を起用しないのか?」と
ちょっと噂になっていたことがあります。
芸者と女郎が違うことは知っていましたが
芸者が芸者として、どこまでの芸を知り、みにつけて芸者と
言うのか…境がわかりません。
芸者役として、チャン・ツィイー。
コン・リー。ミシェル・ヨー。
ハリウッドでも一目置かれる日本人女優:工藤由貴。
置屋の女将には、桃井かおり。
男性は、渡辺謙様。役所広司。
気になっていた芸者役に関しては、
「確かにコレなら大陸美人使った方が良いわ」と良くも悪くも思いました。
やっぱり美人でスタイルよくて綺麗だし。絵になります。
あと正直…「踊り」のシーンってほとんどないんですよね;
かといって、三味線などの鳴り物で聞かせることも無い。
故に、単なる「接待嬢」って感じ。
もったいないですねぇ;;だから、別に「踊れなくても良いんだ」って感じがしました。
お座敷で踊るシーンも勿論あります。
が、しばらくすると
芸者って、どこまでが芸者なのさぁああ!
と、マジで突っこみたくなるような、
スーパー歌舞伎???
と思っちゃうような舞い、ツーか・・・なんだろうあれ。
ただ、芸者について、日本人だけど、
どういう踊りを踊るのか判らないのも事実。
もしかしたら、芸者さんもあぁいう踊り踊ってたのかもしれない。
故に、突っこみの入れように困ってしまう。
ちなみに、一応日本が舞台なので。日本語と英語が入り乱れてます。
もしかしたら、吹き替えの方がもっとわかりやすいかもしれませんが
コレはコレで良いかなと思います。
個人的に、コン・リーは「覇王別姫」などのチャイナ服な
イメージが強いので、着物着るとどうなるんだろうとドキドキ★
ミシェル・ヨーも、中々♪だんだん、真矢みきさんに見えてきて仕方がアリマセンでした;;
チャン・ツィイーは、やっぱり…可愛いです!コレに尽きます。
子役時代には、大後寿々花ちゃん。子役時代から、大人への成長に違和感が無かったです!
そして、桃井様演じる「おかあさん」。
いつの時代も「やり手」を感じさせる演技に乾杯。
アジア女優は、やっぱり魅力的です♪
渡辺謙。やっぱ、謙様は謙様ですね。
役どころでここまで表情変わっちゃうものか〜と
「会長様」の笑顔にドッキリ☆所詮は、オヤジ好きです。
親友の延さんが、さゆりにゾッコンになってしまったので身を引いた良い人です。
役所広司。仙石ですよ、奥様!(三匹が斬る)
うぉっと、ちょっと違うけど。やっぱ、この方も演技派w
さゆりに思いを寄せる延さん役なんですが、「古風な生粋の日本人」を見させてもらいました。
今思うと「お前を俺のものにしたい!」というシーン…
ドキッとしちゃいましたわ。
時代は、大正から昭和までの時代。
まだ、人買いや花街が存在していた時代。
芸者と女郎は違う。女郎は身体を売るが、芸者は芸を売る。
だが決して、自分を表に出してはならない。恋人…愛など御法度。
身分の違い、交錯する人間関係。出る杭は打つ、女の世界。
そして戦争などを経て、一度は別れ別れになった思いがまた一つになる。
だが、夢を叶える為だけに生きてきた女達が最後に見るのは…。
時代と戦争の移り変わりによって変わってしまった人たち。
それでも尚、かたくなに慕い続ける変わらぬ思い。
「涙が出て仕方が無い」という感動は無かったけれど、
「人としての悲しみや幸せ」にすこし胸を打たれる映画だった。
トドノツマリは、とてもヒューマンドラマでした。
映画の対象年齢に関するアンケート受けましたが…微妙ぉ;
性別によっても変わるんじゃないかしらン。
元舞の海も出てるよ♪
最後に、昔あった「吉原炎上」をなんとなく思い出しました。
※吉原炎上は、遊郭のお話です。
音楽が、ヨー・ヨー・マでサントラ買っちゃいそう
ヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノ
[SAYURI公式]http://www.movies.co.jp/sayuri/
コメント
コメントありがとうございます♪
色々と気になってしまった反面、この映画を見て、
私は逆に、自分自身が日本のことをまだまだ
知らないなと思って仕方がありませんでした。
海外へ向けると同時に、日本人として「日本」を
見つめなおせる映画じゃないかな?と思います。
日本人女優が見当たらないことについては、
私も正直残念で仕方アリマセン。