天龍八部@37話・38話
一応2話連続放送なので2時間ぶっ通しなのですが
西夏の婿探し、すぐおわっちゃった Orz
それどころか、その後に起こる「曼陀山荘殺人事件」のほうが
際立っちゃいますよ。

尚、上のアイコンは天龍八部とは全く関係ない
「ジャイアントロボ〜地球が静止する日」に出てくる呉学人。
急に、GR熱…。やっぱりDVD買おうかしら。

という訳で、以下、ゴッツネタバレ注意

西夏の婿探し>
二人の間には、何もいらないから「夢姑」「夢郎」
ただそれだけでいいヽ(゜∀゜)ノ パッ☆
という訳で、西夏の婿探しは「夢郎(虚竹君)探し」だった事が発覚。
いや夫にするならもう「夢郎」以外いない状況なんですが♪
さすが、姫様「お父様にお願いをして…」とおねだりをして
一国上げて人探しをされるなんてスケールがデカイわ!
それにしても、虚竹君いいキャラ味ですわ。

陀山荘殺人事件(鎮南王と段延慶)>

殺人事件というか、なんというか。。。
色々ショッキングすぎて、TVの前で「Σ(゜Д゜;エーッ! 」←こんな顔してました。
もう、「一気に人が減りましたね」としかいえないです。
正淳様の身から出た錆、といってしまえばソレまでですが…。

という訳で、内容濃すぎる回ですよ。

曼陀山荘の王夫人(語嫣の母)は、過去の思い出でもある
正淳への愛憎を募らせていた。慕容復と共謀し、(色々あって捕まった)
正淳の息子:段誉を手に入れた王夫人は、
四大悪人筆頭の段延慶に正淳とその妻達の引渡しを持ち掛ける。
延慶は、後の王とされる段誉を殺し、本来あるべき位を奪い取るつもりだった…
正淳を前にした王夫人らは、大理皇帝の地位を段延慶に譲位を
せねば愛人を殺すと脅すが…。

師匠である段誉を殺せという命に従えない南海鰐神。
延慶によってその命を奪われる。


段正淳と段延慶は同じ「段」家の者同士。皇族であった延慶は、正淳とその兄(現在の大理国の皇帝)の反乱に
より位を奪われ、足も動かせぬ身体となりその身を追われ、物乞いにまで身を転じた。


躊躇する王夫人に、慕容は段誉を指し示し
「この者は貴方の娘をたぶらかし、その身を穢した」
などと、アンタこそどうなのよ!!!と思いたくもなるわけですが

その直後の王夫人------------
段誉を足で蹴りまくり親が親ならとののしり倒し、
「実の妹にまで、手を出すなんて!」

語嫣と段誉が異母兄妹ですと!!!

ビックリ仰天です。

そして、燕国復興の為だけに慕容復は、
延慶を大理国の「王」と呼び、また「父」とすることを望む。
たとえもしそれが現実になり慕容の思うままになったとしても、

主君(延慶)を裏切り、父(延慶)を裏切り、国を滅ぼし、大理の民を殺す

それは不忠、不孝、不仁、不義であり「慕容」の名を傷つけることになると、
包不同(慕容複の従者)はいさめるが、慕容はソレを聞き入れず殺してしまう。
兄の死を知り逆上の弟:鳳波悪(やっぱ複ちゃんの従者)も
慕容複を「この恥さらしめ…」とののしり絶命する。

そして譲位はしないと断る正淳前に
慕容は、彼の愛人達を次々にその刀で貫いていく。
勿論、その中には、事の首謀者でもある王夫人も・・・・。

そんな慕容を前に、延慶は「段誉を殺せ」と命を下すが
ソレを制そうと口を開いたのは、段誉の母:刀白鳳。
彼女の口から語られた言葉は「菩提樹の観世音菩薩」。

その言葉にハッとする延慶。

そして段誉の首に下がる出生の証を見ろと促す。
そこに書かれていた段誉の出生日…指折り数えると…。

物乞いになった延慶はその昔、菩提樹の下で観世音菩薩と
見紛うほどの絶世の美女との思い出があった。
そして、刀白鳳自身にも人には言えぬ同じ過去があった。

夫(正淳)の愛人関係に自棄を起こし

「貴方が他の女と関係を持つなら、私だって他の男と関係してやるわ!!!」
しかも、その辺の男じゃダメ。
「鎮南王」の妻ともあろうものがと思われるほどに
身の毛もよだつほどおぞましく、醜く、汚らわしい男と…。

そして夜中に菩提樹の下で見つけた相手こそが延慶その人だった。
極端ですが…絶望と憎しみのなかで不倫するなら徹底的に!というその心意気が違います。

つまり段誉様は、正淳の子ではなく、延慶の子だった事発覚。

コレで近親相姦の難題は回避され…
みなそれぞれ、段誉に思いを寄せる、正淳の子である、
王語嫣・木婉清・鐘霊を全員娶ることができると。
(阿紫お嬢様も娶れますが、彼女は兄様一筋ですから)

ココで終わらないのが、この話-----------

愛する女を殺された正淳は、横たわる愛人達を見つめ
「すまない」と言葉を残しその場で自害する。
そして、段誉の母、白刀鳳もまた愛する夫を失い後を追い自害する。

「すべては過去のこと…」

なんていうか、こういう風に許しあえる夫婦っていいですよね。
やってることはもうドロドロですけど^^

残された延慶は、その技を持って彼女を助けようとするが
白刀鳳は断固として彼に肌に触れるなと拒絶する。
段誉もまた、延慶を父とは認めず、拒否する。

もづく

正淳様の各地での女性スキャンダルと女性問題、
そして…「この子誰の子」疑惑と隠し子発覚してきましたが。
ついに殺人、自害にまで発展…

 はじめは、ちょっとした嫉妬心からだったんです…。
 でも、あの人とったら、正室と愛人を4人も・・・・
 許せなかったんです、私だけを見ていてほしかったんです。
 息子の段誉を人質に、貴方(段正淳)を手に入れたかった…
 (適当な心情)

いやはや、女って怖いわ;単に正淳様の好みがこのような
気丈で嫉妬深い方々だっただけなんでしょうか?
まぁ昔の文学に出てくる女性って、ほとんどが「嫉妬深い」けどナ!ww

でも、それでも全員が全員正淳様のことを心から愛し、
慕っているというこの事実…正淳様って、なんてプレイボーイ♪
そういう人に一生で一回で良いから会ってみたいですわよ。

で、アノ…例の「燕国復興に燃える男」。
彼なりに頑張っているのはわかるんですが、転落してるとしてか思えません。
一体どこまで逝っちゃうのかなと、ココまで着たら落ちる
トコまで落ちていってほしい、いやマジデ!

今回の回で、人間関係にやっと整理がついた感じ。
個人的に、主人をいさめる「包不同」と
師匠である段誉を命に反してまで助けようとした「南海鰐神」
に、とても任侠と忠を感じずにはいられなかった。あぁいう死に様って、良いですね。

こんなの見つけた♪

[武侠Wiki]
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