ラウンド・オブ・ザ・デッド

ラウンド・オブ・ザ・デッド

ゾンビ映画です。
恐いのダメだって言ったのに、「最近のホラーは笑うためのものだから」と乗せられて
「ロンゲスト・ヤード」の後に引き続き見てきました。

ゾンビ映画というと、どうしも小さい頃にみた…むしろ…
見てしまった「バタリヤン」という映画です。

うちの兄貴が見始めたので「これ面白いの？」ときいたんが大間違いでした。
兄は勿論「うん、面白いよ。」といいました。しばらくして兄は、自室へ…。
残された私は、そこでたった一人で見てしまったのですよ
人間の脳みそを主食とするゾンビたちに
「脳みそクレぇええええええ」と集られる人間達の姿を。

衝撃でしたね。
それまで人間喰う映画なんて見たこと無かった小学生でしたから。
「バタリアン」それは、死語になった「オバタリアン」の語源にもなったというもの。
群がるゾンビ。断末魔。
ソレを見た夜に、夢の中で「脳みそくれぇ」と襲われましたよ。
マジで!!!!
それ以来、もうゾンビもんは見ないと思いました。
※その後、バイオとかやってますがあれはなんか別枠ってことで。

で、話は「らんど〜」に戻りますが、この作品
名前しか聞いた事無いですがゾンビ映画の第一人者ともいえるロメロのゾンビ映画集大成らしいです。

感想：
近未来的な世界が舞台で、
ゾンビの殺戮と徘徊が蔓延する俗世間と隔離され優雅にショッピングやおしゃべりを楽しむ金持ちたち、
一方でゾンビ退治を任せられる傭兵、貧困の市民。

そんな現実とはちょっと違う設定だからというのと
思っていたゾンビとは違ってほっと一安心。

何故一安心できるのかは、多分、ゾンビの中に
痛みとか悲しみとか自己嫌悪みたいなものを感じる
先導者が居るからだと思います。ラスト付近は、苦笑ばかり。

個人的に主人公に追随して守る、射撃手のチャーリーが、
なんのけなしにかっこよく見えちゃいました。
顔は半分ケロイドで、ちょっとドギマギしていておずおずしているのに、銃を構えると急にきりっとなって一撃必中の
射撃手に豹変しちゃうのよ!!

※帰りのエレベーターで「なんで笑えんのかさっぱり訳わかんねぇ」と声が聞こえました。
　見方の違いなのかなぁ…もう笑うしかないのに Orz

意外と楽しめました。
それにしても「バタリアン」最近やらないな。
やっぱり放送しちゃまずいもんだったんだよ・゜・(ノД`)・゜・

水曜日は、「タッチ」です。