- 器2 -

2012年8月4日 Skyrim
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厨二病注意




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イリアの胸に剣を刺すと、彼女の身体を依代として、
デイドラ「ボエシア」は、現れた。

死肉に触れることに嫌悪感をあらわにしつつ、
イリアの口を通して、忠実な戦士を求めていた。

刹那、ボエシアは彼女の身体から離れたかと思うと
音を立てずに、依代であるそれは崩れ落ちた。

己こそが、ボエシアの望みを叶えるべきものであると
殺戮を始めるボエシア信者達をみて、その時、エルフは気づいた。


自分はなんて事をしたのだろうかと…

自らの狡猾な好奇心。否、欲望を満たすためだけに
ただ刹那の出来事のためだけに、彼女を生贄にしてしまった。

後悔だ。


だが引き返せない。

そう思ったとき、目の前にボエシアの強靭なオーク戦士が
大きな剣を振り上げて迫っていた。



これは罰だ。



先ほどまで、赤いオーロラで煌いていた星空は、
真っ赤な血の色に染まった。



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