さて、サンガード砦で深い眠りについたうちのウッドエルフ。
眠りにつくや、一瞬、人影がよぎった。
気のせいかと思い目を覚ますと…
そこは知らない天井だ。
ぉぉ、どうやらつれてこられてしまったようだ。
まどろみながら人影を追うや、直後、斜め上方より女性の声が囁いた。
彼女の姿を目にした瞬間、脳裏を赤坂見附にある忍者レストランの
受付で現れたNinja!とほぼ同じポーズじゃないですか!
これは笑うところか?!
なんて、そんなリアルデジャヴに苛まれていることとは知らず、
闇の一党の使者であるアストリッドは、親切者のグレロッドの件を切り出した。
さすが闇の一党、今回の件をチャラにするから
あんたの後ろに居る3人のうち一人を選び片付けろと言い出した。
味の悪い話だ。
そもそも、従者がいながらなぜさらわれるのか!
以前、ホワイトランの酒場で飲み比べをしたとき、気が付いたら
マルカルスだった!という件でも、従者であるリディアさんの姿が見当たらなかった。
まぁリディアさんのことだ、『従士様が居ない!どこに連れて行かれたか教えなさい!』と
言って、きっと追いかけてきてくれたと思っている。
そんなリディアさんとの思い出を回想しながら、
周りを見渡すと、マー坊の野郎の姿が無い。(お約束だが)
従者の仕事そっちのけで、完全に寝入っていたのか…
雇われ見習い魔術師という契約文に、「就寝時の奇襲はサポート外」とあるのか
はたまた、アストリッドと交渉したのか…分からない。
だが、後者の臭いがぷんぷんするのが、あの野郎だ。
奴の事だ、きっとこうだ…
マー坊
「オレは見習い魔術師なのに、コイツは荷物係としか思っていない。
おかげで魔術の腕がまったく上がらない!それどころか、荷物のせいで
腕力ばかりが付く始末だ!
だいたい、なぜオレが両手斧で敵を殲滅しているんだ!魔術師だぞ!?
まぁオレは彼女に雇われた身だ、甘んじてとも思っていたが、そろそろ堪忍袋の尾が
切れそうだ、それにだn(ry
・・・というわけでだ!
折りしも彼女は、アレティノ少年のところで、『キス、愛しの母』を奪っている。
あぁそうだ、その本の一節だったな?あぁそうさ、俺はあんた達を呼ぼうと思ったくらいさ。
はっきりいて、そちらさんから来ていただけるとは、光栄だな。
それに、ココで殺さないということは、”殺し”が目的ではないということだろ?
一応、雇い主なんでな、殺されてはたまらん。
彼女には、灸が必要だ。悪いが少し懲らしめてやってくれ。
オレは、後から付いていく。さあ!どこへなりとも連れて行くがいい!!」
アストリッド
「・・・(拉致りにきたのに、命令されるってどういうことよ?)」
とりあえず、そんな交渉があったかどうかはわからない。
今、まさに私の身に起きている事象は、「誰を始末するか」という”選択”だ。
捕虜を始末するか、目の前の闇の一党の使者を始末するか・・・ということだ。
私は、何か判断する材料は無いかと、意味も無く
血のにおいがこびりついた締め切られたこの狭い今にも崩れ落ちそうな小屋の中を
何度も歩き回った。
そして、捕虜である3人と会話をし、一脚の椅子に腰を下ろした。
『マー坊め…今度会ったら、殴ってやる!』
眠りにつくや、一瞬、人影がよぎった。
気のせいかと思い目を覚ますと…
そこは知らない天井だ。
ぉぉ、どうやらつれてこられてしまったようだ。
まどろみながら人影を追うや、直後、斜め上方より女性の声が囁いた。
彼女の姿を目にした瞬間、脳裏を赤坂見附にある忍者レストランの
受付で現れたNinja!とほぼ同じポーズじゃないですか!
これは笑うところか?!
なんて、そんなリアルデジャヴに苛まれていることとは知らず、
闇の一党の使者であるアストリッドは、親切者のグレロッドの件を切り出した。
さすが闇の一党、今回の件をチャラにするから
あんたの後ろに居る3人のうち一人を選び片付けろと言い出した。
味の悪い話だ。
そもそも、従者がいながらなぜさらわれるのか!
以前、ホワイトランの酒場で飲み比べをしたとき、気が付いたら
マルカルスだった!という件でも、従者であるリディアさんの姿が見当たらなかった。
まぁリディアさんのことだ、『従士様が居ない!どこに連れて行かれたか教えなさい!』と
言って、きっと追いかけてきてくれたと思っている。
そんなリディアさんとの思い出を回想しながら、
周りを見渡すと、マー坊の野郎の姿が無い。(お約束だが)
従者の仕事そっちのけで、完全に寝入っていたのか…
雇われ見習い魔術師という契約文に、「就寝時の奇襲はサポート外」とあるのか
はたまた、アストリッドと交渉したのか…分からない。
だが、後者の臭いがぷんぷんするのが、あの野郎だ。
奴の事だ、きっとこうだ…
マー坊
「オレは見習い魔術師なのに、コイツは荷物係としか思っていない。
おかげで魔術の腕がまったく上がらない!それどころか、荷物のせいで
腕力ばかりが付く始末だ!
だいたい、なぜオレが両手斧で敵を殲滅しているんだ!魔術師だぞ!?
まぁオレは彼女に雇われた身だ、甘んじてとも思っていたが、そろそろ堪忍袋の尾が
切れそうだ、それにだn(ry
・・・というわけでだ!
折りしも彼女は、アレティノ少年のところで、『キス、愛しの母』を奪っている。
あぁそうだ、その本の一節だったな?あぁそうさ、俺はあんた達を呼ぼうと思ったくらいさ。
はっきりいて、そちらさんから来ていただけるとは、光栄だな。
それに、ココで殺さないということは、”殺し”が目的ではないということだろ?
一応、雇い主なんでな、殺されてはたまらん。
彼女には、灸が必要だ。悪いが少し懲らしめてやってくれ。
オレは、後から付いていく。さあ!どこへなりとも連れて行くがいい!!」
アストリッド
「・・・(拉致りにきたのに、命令されるってどういうことよ?)」
とりあえず、そんな交渉があったかどうかはわからない。
今、まさに私の身に起きている事象は、「誰を始末するか」という”選択”だ。
捕虜を始末するか、目の前の闇の一党の使者を始末するか・・・ということだ。
私は、何か判断する材料は無いかと、意味も無く
血のにおいがこびりついた締め切られたこの狭い今にも崩れ落ちそうな小屋の中を
何度も歩き回った。
そして、捕虜である3人と会話をし、一脚の椅子に腰を下ろした。
『マー坊め…今度会ったら、殴ってやる!』
コメント
俺の嫁に間違いは無い、、、ただ、夜は寝てるのでサポート対象GUYなんだろうなぁ、、、
てゆーか従者に売られるなよwwww
所詮は金で結ばれたビジネスパートナーですからwwwwwww
リディアさんの献身さに比べるとホントにマー坊の横柄さはビックリしますよwww
たまに「あらゆる金品を探して奪え」的なこととか言っちゃうしね。
「スキーヴァーの巣に足を踏み入れるなよ!」なんて希望言っちゃうし、
神経質で強欲、自己中。最近そんなイメージです。